2026年6月1日
4年に1度の祭典「サッカーW杯」
最初に見たのは今から40年前――
1986年のメキシコ大会だった。
ディエゴ・マラドーナの「5人抜きドリブル」、そして「神の手ゴール」も飛び出し、
アルゼンチンが優勝した大会。
この大会でマラドーナは英雄となり、「神の子」と称されるようになった。
当時中学2年生だった私は、深夜に起きてテレビにかじりつくように見ていた。
4年後のイタリア大会では、アルゼンチンの控えGKだったゴイコチェアが出番を得ると、
PK戦で神がかり的なセーブを連発。チームを準優勝へと導いた。
2002年大会では、日本代表がW杯で初勝利を挙げた試合を現地で観戦。
例えようのない高揚感と興奮、多幸感に包まれた「青の歓喜」だった。
2006年大会は、「黄金の中盤」とジーコ監督による「個を生かすサッカー」で、
過去最強チームとも謳われたが、結果は予選リーグ敗退。
ピッチに突っ伏し、ユニフォームで顔を覆う中田英寿選手の姿に、やるせなさを感じた。
2017年の全国高校サッカー選手権では、当時米子北高校の選手で現日本代表の佐野海舟選手を実況。
その頃から、視野の広さとデュエルの強さは群を抜いていた。
こうして振り返ると、10代の頃からW杯に魅了され、自分の人生も少なからず影響を受けてきたことがわかる。
1998年に日本がW杯初出場を果たして以降、その進化のスピードには目を見張るものがある。
さて、今大会。
日本代表は「優勝」を目標に掲げるまでに成長した。
20年前には考えられなかったことだ。
結果がどうなるかはわからない。
それでも、これほど大きな期待感を持って迎えるW杯は初めてかもしれない。
また宴が始まる。
今大会も寝不足になるだろうか。
日本代表だけでなく、各国の試合にも目を向けながら、
4年に1度の祭典を存分に楽しみたい。