今回やってきたのは鳥取県の西部、米子市の南側に位置する伯耆町。
　　　

伯耆溝口駅前を歩いていると何やら鬼の顔らしきものを発見。近づいてみるとそれは電話

ボックスでした。そういえば駅にも鬼の看板や像が・・・。なぜなのかと通りのお店でお母

さんに聞いてみると、溝口には日本最古の鬼伝説があり、悪い鬼ではなく良い鬼として大切

にされているとのこと。良い鬼がいることにもう中学生、ビックリ！　　　

お店を出ようとすると店先のチラシに目が止まる。チラシには「どぶろく鍋だし」と・・・。

再びお母さん尋ねると、この町の上代（かみだい）でどぶろくを作っているらしい。さっそ

く場所を聞いて訪ねることに。伯耆溝口駅から車でおよそ15分、福岡地区にある（株）上

代のどぶろく醸造所に到着。さっそく杜氏の安達さんになぜここでどぶろくを作っている

のか尋ねると、「どぶろく」で地域おこしをしようと地元の有志が集まって「株式会社 上代（かみだい）」が設立された。「どぶろく特区」の認定を受けるために様々な条件を満たし、2009年に伯耆町は鳥取県内で初めて「どぶろく特区」に認定された。それから地元産の酒米と地下水を使い廃校となった小学校でどぶろく製造を始め現在に至っているとのこと。
　　
 あまりお酒の強くないもう中学生ですが、ここで作られたどぶろくを飲んでみるとその口当たりの良さについつい飲みすぎてしまいました。

 

※フレッシュストア　もりもと
　　鳥取県西伯郡伯耆町溝口231-1　TEL 0859-62-1161
　　＜営業時間＞8：00～18：30　＜定休日＞日曜日

 ※源流どぶろく 上代
　　＜お問い合わせ＞　株式会社 上代　
　　鳥取県西伯郡伯耆町福岡2073-1　TEL 0859-62-1711