Jリーグ開幕!
J3もいよ来週開幕する。
1月のキャンプから取材を重ね・・・
新加入選手の顔やボールの持ち方、蹴り方等を把握しだした頃。
Jリーグやプロ野球等、プロスポーツの仕事をする場合、例外なく年間を通して追いかけて取材を積み重ねる。
そのデータや空気感、選手がぽろっと口にしたこと等をさりげなく実況に織り込む。
資料は膨れ上がる一方だが、言葉は削いで削いで端的に!がセオリー
どう削ぐか、どう紡ぐか、どうプレーを生かし、邪魔しないか。
過不足なく、でも、可もなく不可もなくではなく、
「突き抜ける!」事。
それこそ実況アナの矜持である。
「君たちはとても素晴らしい仕事をしている。言葉を使って文化を作っているのだから。」
元滝川第二高校監督・黒田和生先生が、
日テレ系列の高校サッカー実況陣に贈った言葉。
これまでサッカー、野球、陸上(トラック・投てき)、マラソン、駅伝・・・
様々なスポーツ実況をしてきたが、私自身はまだまだその域には達していない。
マイクを持つ前はイマジネーションを働かせ「当意即妙に!」と思いつつ、
置いたときにはいつも「ああしておけば・・・」の後悔と反省。
それ繰り返して20数年。
言葉で文化を作るレベルには達していないが、もがいていく中で、継承したい思いは年々強くなる。
まだまだアナウンサーとしても伸びしろだらけだと感じている。
今年もその過程を「ガイナーレ勝利」という結果にのせて紡ぎたい。
今年こそJ2復帰へ!
山陰にサッカー文化を根付かせていきましょう!!