戦争の記憶 未来へ
2015/9/13放送

今年で戦後70年。戦争を体験した人の高齢化が進み、戦争体験の継承が困難になってきています。そこで山陰各地を訪ね、貴重な証言を集めました。

広島市で爆心地からわずか1キロの地点で被爆しながらも、奇跡の生還を果たした鳥取市の男性。原子爆弾の恐ろしさと残酷さを語ります。当時史上最大の戦艦と言われた大和の乗組員だった益田市の男性。沈没する大和の上で死を覚悟したという男性は、どのように生還したのか。

終戦後、2年間にわたり極寒のシベリアに抑留され、強制労働をさせられた隠岐の島の男性。しかし今、地元でロシア兵の墓を守り続けるその思いとは・・・

山陰に残る戦争の記憶を今、未来へと引き継ぐことが必要です。