東日本大震災の前､宮城県でかりんとう工場を経営していた阿部雄悦さん､津波に自宅や工場は流されてしまったが､3か月後に知人を頼って避難した鳥取県で工場を再建させた｡そして2年4か月後には､ふるさと宮城県女川町にかりんとうが帰ってきた｡

 

阿部さんの下で働く人の大半は障害者｡阿部さんを中心に鳥取､宮城の障害者の雇用の場が生れている｡阿部さんが自分の最後の仕事に選んだ｢福祉事業｣｡震災で何もかも失ってしまったが､夢は壊されなかった｡阿部さんの夢にかける3年を追いかけた｡

※5月の｢ｲﾁｽﾍﾟ｣は放送日を変更いたしまして､5月29日(木)夕方4:58~に放送いたします｡