太平洋戦争末期､国内有数の軍需産業都市だった広島県呉市に鳥取高等家政女学校(現在の鳥取敬愛高校)から337人の女学生が学徒動員されました｡

当時､学徒動員された女学生たちの多くは卒業式に出席しておらず､､卒業証書も受け取っていません｡あれから68年を経た､今年10月､彼女たちの卒業式が鳥取敬愛高校で開かれました｡久しぶりの再会に涙される一方で､100人以上の方が音信不通､または欠席という返事でした｡学校､卒業生それぞれの思いとは･･･戦争の実態を別の角度から､紐解き､後世につなぎます｡