最後尾から最先端へ~島留学した女子高生が見たもの~
2015/1/25放送

今年度、島根県の人口が初めて70万人を割る中、本土から60キロ離れた離島、島根県海士町の人口が増加に転じました。

海士町の人口は、かつて7000人いましたが、若者は仕事を求めて島の外へ出て行き、人口は3分の1にまで減少。町はこの状況を打破しようと着目したのが「教育」と「雇用」です。

その一つが「隠岐島前高校魅力化プロジェクト」。独自の授業が好評で、統廃合の危機に陥っていた高校の生徒数はV字回復。全国から生徒が集まり、9年ぶりに全学年2クラスになりました。また、雇用面にも力を入れ、人口の1割以上がIターン者に。

地方再生に向けた離島の取り組みから、人口減少など地方が抱える問題解決の糸口を探ります。