今日の「ニュースevery日本海」でも、
昨日起こった京都アニメーションの放火事件について放送がありました。
痛ましい
という言葉も足りないくらいの事件です。
私にとってもアニメや漫画などの文化は生きがいです。
京都アニメーションさんの作品には本当に多くの感動をもらい、様々なご縁を結んでいただきました。
現実の世界をも豊かにしてくれる、いろんな気持ちを、大切なことを教えてくれる、大げさではなく救ってくれるアニメを届けてくださっています。
そんなアニメ制作に携わっておられるみなさんには本当にお世話になっていると日々感じています。
犠牲になった方々に直接お会いしたことはありませんが、それでも、作品を通してその方たち一人一人の想いはこちらに届いていて、私達もその想いをいただいて、通じあっているような気持ちでいたんです。
お知り合いではないけれど、尊敬し、お慕いしているといったような
だからこそ、心をえぐられるような痛みを感じています。
どなたかがSNSで、
「美術館や博物館、または素晴らしい工芸品などを生み出していた場所がなくなってしまったような事件。なにより尊い命が理不尽に奪われてしまった」とおっしゃっていました。
本当にそのぐらい衝撃的で信じられないようなことが現実に起こりました。
どんな事件や事故にも言えることではありますが、
みなさんの周りにも、この度の事件で傷ついている方がいらっしゃるかもしれません。
気丈にふるまう方、いつも通りに過ごそうと努めている方、心を守るためにもこれ以上事件について触れないようにしている方、多くの人が様々な思いを抱えて過ごしています。
気を遣ってほしいというわけではありません。みなさん考えはそれぞれですので。
すみません、上手に言えませんが、そのような人もいるということを知っていただければと思ったのです。
そしてファンの中には、何かできることはないか冷静に考えて行動している方もいらっしゃいます。
今日のニュースでも放送されましたが、
京都アニメーションにゆかりのある鳥取県の岩美町観光会館では募金箱を設置してくださいました。
岩美町では「道の駅きなんせ岩美」「山陰松島遊覧」「サンテック」「ビーチインたけそう」「ジオコムス岩美ステーション」でも募金ができるそうです。
また、まんが王国とっとりとして観光振興を図っている鳥取県でも、今日から募金箱が各庁舎に設置されました。
こちらは来月19日まで実施される見込みです。
祈るだけで何もできない。この気持ちをどこにぶつけたらいいのかわからない。
そんな思いを抱えていたため、信頼できる募金箱があることは大きな心の拠り所です。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
そしてどうか、世界中の想いが届いてこれ以上被害が広がらないように
傷ついた方の心身の回復を願っています。