いっちゃん歌会にご応募いただきありがとうございました。
ご応募くださった皆様には、この場を借りて厚くお礼申しあげます。
応募作品の中から厳正な審査により選ばれた入選作品を発表いたします。
★カラダWEEK期間中は、テレビでもご紹介!!
11月2日(月)~11月8日(日)
▶カラダWEEKのHPはこちら
https://www.ntv.co.jp/karada_week/
第2回選考作品を発表!
■「泣き虫な 我が子を背負い 家事こなす
スヤスヤ寝息 嬉しい筋トレ」 (出雲市・ミルク さん)
【吉田さん講評】
お子さんを寝かしつけながらの家事。
「嬉しい」と肯定的に捉えようとしているところが良いと思いました。
■「雲ひとつない秋の空のど飴の
ハーブの効果かもしれないな」 (出雲市・田村穂隆 さん)
【吉田さん講評】
のど飴の爽快感と秋空のイメージ。「かもしれない」と敢えて思い込むことで伝わる面白さがあります。
■「すれ違い挨拶をする西さんの
変わらぬ目元と早朝ウォーク」 (岩美町・たなかたなか さん)
【吉田さん講評】
ご近所の方でしょうか。西さん、とお名前を直接詠み込んだことで日常の感じが出ています。
■「ゴーロゴロ ゴロゴロゴロゴロ ゴーロゴロ
巣籠もり生活 巣籠もり太り」 (鳥取市・べっぴん さん)
【吉田さん講評】
「コロナ太り」を詠んだ歌はたくさんありましたが、一番言葉遊びのインパクトがありました。
■「腕立てを 始めたとたん 子に乗られ
いつのまにやら 馬にさせられ」 (浜田市・まっくす さん)
【吉田さん講評】
「子に乗られ」、「馬にさせられ」という動きの順番がコミカルに伝わってきます。
【選者・講評】
・鳥取市出身若手歌人 吉田恭大(やすひろ)さん
・日本海テレビ
‐吉田恭大さん紹介‐ 1989年鳥取市生まれ。塔短歌会所属。 鳥取西高校を経て早稲田大学文学部卒業。 2019年歌集『光と私語』(いぬのせなか座)刊行。 2020年「文學界」9月号巻頭に短歌を寄稿。 |
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