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人口減少や高齢化などで立会人が不足… 投票場の減少を防ぐためオンライン立会を導入へ 平井知事「『投票所立会人が得られないので閉鎖します』となってしまう事態は、やはり避けていくべき」 鳥取県

投票立会人が減少する中、オンラインで立会ができる仕組みをつくろうとしている鳥取県。4月23日、6月に行われる鳥取県の智頭町長選挙と議員補欠選挙で、オンライン立会を導入すると発表しました。 鳥取県 平井伸治 知事 「『投票所立会人が得られないので閉鎖します』となってしまう事態は、やはり避けていくべきではないかと思います」 公職選挙法で、選挙立会人は、市町村の選挙管理委員会が18歳以上の有権者の中から、1つの投票所につき2~5人を選任することが定められています。しかし、人口減少や高齢化で、立会人のなり手が見つからないことが問題となっている鳥取県。 投票所が減少してしまうことを防ぐために、オンラインでの立会の導入を進めています。オンライン立会では、投票所にリモート会議などができる機器を設置し、遠隔で投票の様子を見守ることができるため、投票所に行くことが難しい障害者や高齢者も立会人を務めやすくなります。 そして、平井知事は今年6月9日にある、鳥取県智頭町の町長選と議員の補欠選挙で、オンライン立会を実施すると発表しました。期日前移動投票所となるコネクテッドカーを町内の集会所に配車。選挙人名簿の本人照合を行い、オンライン立会で投票を見守ります。選挙当日もオンライン投票を実施します。

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