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地域課題の解決につながるか 自動車免許が不要な車・小型モビリティ発表試乗会 島根県安来市

¥¥自動車の運転免許が不要で気軽に近距離での移動が可能な小型モビリティの発表試乗会が、島根県安来市で開かれました。 小型モビリティWHILLには3つのモデル商品がありますが、いずれも自動車免許が不要で車道以外の歩道などでの走行することができます。これらを開発したのは、東京のモビリティ製造販売会社ですが、このモビリティを島根日産自動車などで近く販売することとなったため、3月28日、島根県安来市で関係者が参加した発表会が開かれました。 このモビリティはすべて電動式で、車と使い分けた近距離での移動にも最適で、最高速度は6キロです。黒を主体とした落ち着いたデザインで、軽量で折りたたみが可能なものもあります。中にはハンドル付きで、安定して長く走行が可能なスクータータイプのものもあり、価格は25万7000円からとなっています。 3月28日は試乗会も行われ、参加者らがさっそくモビリティを運転して性能や乗り心地などを確かめていました。 試乗した参加者 「スムーズで快適だなと。ちょっとした所に乗って行けたら便利かなと」 「思ったより乗り心地いいですね。かっこいいと思います」 島根日産自動車 櫻井誠己 社長 「今後、ますます高齢化が激しくなってきますし、山間地は人口が減ったり、交通機関がなくなってきます。移動手段がなくなってくる地域が増えてくると思いますので、(これらの商品で)ますますそういうことに力を入れていきたいと思っています」 高齢者が自動車免許を返納した場合、移動が困難になるという地域課題の解決も期待できます。4月1日から、島根日産自動車や日産プリンス鳥取、日産サティオ島根の3社の店舗で同時販売されることになっています。

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