福谷 貞夫ブログ
国力!!
2014/06/25
 
日本のグループリーグ敗退が決まった。


力負け。
サッカーが強くなればと思う国民の一人として・・・
アイディア、技術、メンタル含めた根本的な部分の足りなさを感じた。


最後は・・・3-1から4-1になった時点で・・・何かこうどうにもならない重苦しい・・厳しい重い空気に包まれた。


勝たなければいけない試合で8年前のドイツ大会と同じ状況の1分1敗で迎えた第3戦。

奇しくもスコアも同じ1-4

戦術や選手交代などを言っても始まらないが、なぜこの3戦目の入り方、前、縦への意識を初戦から出せなかったのか。

スペースを作る動き、前への動きだしや連動した崩し。
すべてこの代表が得意にしてきたこと。
それができなかった。
というかやらせてもらえなかった。明らかな差はともかく、やりたいことができなくてもなんとかする力を付けてきたはず。自分たちのサッカーをするしないという話がよく出てきたが、それと同時に、自分たちの力がどれほどなのかという冷静な目も必要だった。すなわちどれだけの力があってのスタートかということ。

世界は厳しい。 スペインやイタリアでもグループリーグで敗退することもある。
「優勝を!」という選手のコメントは勿論自由だし、それぐらいの気概でちょうどベスト16や8に届くのだと思う。
ただし、マスコミはそれをちゃんと受け止めて冷静な伝え方も必要だったのではないか。

今の立ち位置を正しく伝えることも伝え手としては大事なところ。
今、どこにいるのか。何を必要としてどんなチームなのか。
冷静に正確に伝えることの大事さ。
加えて・・・〇〇ジャパンとかいう呼称もそろそろ役目を終えたのではないか。
サッカー強豪国で監督名を冠した呼び方をしている国はいない。
伝える側のレベルも上げなければいけないのではないか。

街でいろんな世代でサッカーの戦術論が聞こえるようになったことは進歩。
街の温度は少しずつ上がってきている。
98年や02年ごろからは考えられないほどの進歩

それが一体となって国力としてのサッカーレベルが上がるのではないか。

ともあれ
ロシアに向かってスタートしなければならないし、その前にしっかりとした分析とビジョンが必要だ。
4年前は岡田監督が直前に指揮をとり、まず守りを固めるという修正点を加えることで勝機を見出した。

そこから4年間はザッケローニ監督が攻撃を中心とした戦い方を標榜し、それがなかなか実らなかった。
さて、これからロシアに向けて日本はどんなサッカーをしていくのか。
地域でも語り合うことが全体の力の底上げに繋がるのではないか。


その前に今夜もeveryをよろしく!!
 
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