皆さんはどんな後悔の経験がありますか?
私の一番の後悔は大学で硬式野球を継続しなかったことです。
何故なのか?
それは、「もう当時に戻れないから」です。
私は小学生から大学まで野球をしていました。
高校3年生になる前の3月。
サイクルヒット達成など、野球人生で最高の時期が来ていましたが、翌4月に右足を骨折。
なんとか夏の最後の大会に間に合ったものの、バッティングの感覚が戻らない。
そのまま迎えた最後の大会。
仲間に助けられながら、チームは勝利を続け、迎えた4回戦。
強豪・国士舘高校に敗退。高校球児としての野球が終わりました。
その試合後、主将でもなんでもなかった私に、ある新聞社の記者が取材をしてくれました。
何を聞かれたのか、全ての内容を覚えていませんが、
いまも絶対に忘れない「質問」と記者の方の「返答」があります。
「大学も野球を続けられますか?」
という記者の質問に、私は"もうあの感覚は取り戻せない"と決めつけ、
「高校で野球はやり切りました。大学では続ける気はありません」と答えました。
私のその言葉に対し、記者の方は
「もったいない」と言ってくれました。
当時、私はその言葉の有難さを全く理解できず、
大学ではラクロスを始めました。
...が、1年の秋から準硬式野球部という部活に転部しました。
やっぱり好きなものは、やりたくなってしまいますよね。
そして、レベルの高い大学の硬式野球にチャレンジできる環境にありながら、
やらなかった後悔が現在も残っています。
要は、「やってもいないのに、やれないと決めつけて行動しなかった」ということですね。
その後悔が現在に生きていて、一般企業の社員からアナウンサーへと転身ができたので、
ある意味良かったのかもしれませんが...
さて、何故この話をしたかといいますと、
昨年、私は、才能のある高校生に、
その記者の方と全く同じ言葉をある高校生に投げかけたからです。
その時、私は「こういうことだったのか」と
当時の記者の方が投げかけてくれた言葉の意味を理解しました。
それぞれの人生がありますので、才能があるから続けろという無理強いは絶対にしません。
しかし、皆さんも「現在しかできないこと」があるのであれば、
改めて考えてみてはいかがでしょうか?
一度きりの人生。私も色々とチャレンジしていきます!!
ということで、明日からは"公式Instagram"も始まりますので、
(アカウント名:ryokamioka_1ch)
覗いてやってみてください。
それでは、次はInstagramで!!